chama






2002年より TYG(設立時の名称は(有)tokyo-yoga.com)を設立し、『東京から伝えられるリアルなYOGA』をコンセプトに、YOGAスタジオの運営だけでなく、フリーペーパーYOGA YOMUの発行や先鋭的なYOGAセッションなど、ビジネス/コンテンツ 両面から 常に前を走り続け日本におけるYOGAをめぐる場づくりと普及に努めてきた YOGA インストラクター chamaさん。
今回は、東京ミッドタウンで約600名を動員し開催された YOGA Aid challenge 2011でのセッション後を直撃し、そのアクティブな側面を取材してみた。


– お疲れさまでした! ものすごい人数でしたね。–


いろいろあった(震災)から心配してましたけど、今回4回目で、600人以上、来てましたね。バックステージから見てたんですけど、かなり気持ち悪い?ぐらいの光景でした(笑)

なんで、この人たち踊ってるんだろ?って感じ(笑)
とにかく盛り上がってましたネ


– 人種、年齢層が幅広かったような…–


そうですね。ここミッドタウンということもあるかもしれないですけど、いろんな人が集まってきますし、普段YOGAやってない人も来てました。でも、今日は、特別、身体動く人多かったですね。最近、このイベントに参加される方は、意識が高くなっています。


– 全体のプログラムの流れが盛り上がる構造だったような..–


以前までは、出演する直前まで順番を決めていなかったから内容を構成しようがなかったのですが、今回は、けっこう前に、出る前に順番が発表されたんで、インストラクターの方が皆つくりこめていましたね。


– 生演奏とコラボした経緯は?–


津山さんは以前僕のヨガクラスに来てくれてて、6年前2005年2月にYOGAブランドのショップオープンをきっかけに音楽ユニットを組ませていただいたんです。僕がYOGA体操のデモンストレーションをして、その後にマントラを唱えながらバックで津山さん達のバンド5名に演奏していただきました。

今回は、久々にその感じをやりたかったんですよ。

音楽は、言葉とか視覚よりも人をいざなう力が強い。
いろんな人にYOGAに触れてほしい。きっかけづくりが大事です。より多くの人や幅広い層に提供していくためには音楽とYOGAを掛け合わせていくのがよいかと。


– 今日見ていて、chamaさんのパートだけ、ライブで音を出していて参加者もやりやすかったように見えましたが、–


Djの方と何回かセッションしたことがあるんですが、音楽の順番や時間も決めてやったので、やや不自由感を感じていました。
以前、僕もclubを運営しており、アナログのレコードを自分でも回したり、生でペースを変えたりその場にあわせて曲をセレクトしていたので、(その方法に)違和感を感じました。

ライブで参加者の皆さんと時間を過ごす時に、音楽のライブであれば、聴きにきた客が一緒に身体を動かすということはあまりないですけど、YOGAの場合は、まず身体ありきのライブセッション。より気持ちよく身体を動かしてもらうためには、よりファジーなリズムシステムが必要。

メイン=主体は、あくまでも参加者。スピードを変えられたとしてもアリモノだと、どうしても音のほうに合わせるような、硬直した空気感になってしまう。

津山さんと6年ぶりに会って、やっぱり、生でやったほうがいいんだろうね!ってことで意気投合しました。生でやるのは、大変だけど、やっぱりよかったですね。
しかし、いい気が流れていましたよね。



-コンダクター(指揮者)の立場に似ているかなと –


そうですね、、
参加者の皆さん自身の身体が楽器だと思って、参加者の方が自分の体を演奏するのをガイドしてるって感じです。
前に出て拍子とってる時も、参加者の方々にとって丁度いいところっていうのを、受け身で感じてナビゲーションしています。