BEACH_in_HAYAMA

震災、そして、原点回帰

直後は、いろいろなハザードがあって、うちのクラブも1ヶ月間は海に出るのを中止していましたね。
目に見えないものも存在している中で、じゃいったいどこが安全なのかって確認しまくる毎日でした。
そこでいろいろ考えたんですけど、人間って本来、月、風、太陽とかそういう自然を構成する要素を感じてないと生きていけないような感覚を遺伝子がもっていると思う。戦国時代の茶の湯の世界なんかも同じです。いつも自然から影響を受けて人間は生きてきた。
だから、時代は変わってますが、生きて行く中で、自然は切って切り離せないんじゃないかと。

結論としては、震災後も、”何も変わらない”という一言です。
もともと自然がないと僕らは生きて行けないんじゃないかと。喜び、悲しみみたいな感情のコントロールみたいなところは自然から得ているものだから。これはなくてはならないものなんですよね。

このBEACHは、そういうことの原点だから、皆さん自然から何かを得て、それぞれの家庭に帰っていくわけです。勿論、震災があって一時的にSTOPしてはしまいましたが、実は何も変わらないんですよね。みんな、海を求めて出るし、山にも向かうし、それが「生きる力」になるわけだから、欠かせないと思うんです。

黒野さん、ありがとうございました!-





黒野祟 takashi kurono
BEACH葉山 アウトドアフィットネスクラブ® 代表

大学時代、ライフセイビング部で人命救助の基礎、安全管理の重要性を学び、卒業後は病院に勤務。「なるべく病院に頼らない、薬に頼らない身体づくり」を提案する予防医学の現場に長く携わる。そこで得た経験と、サーフィンを通して知った「自然の中で身体を動かす心地よさ・楽しさ」の合致点を模索し、「アウトドアフィットネス」という新しい領域を考案。BEACH葉山は5年目を向かえる。趣味は海遊び、山遊び、ファッション、スペースデザイン、読書、音楽。






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[ BEACH葉山 ] information
info① + BEACH葉山は、5年目を機にプログラムが更にパワーアップします。+
従来のエントリーレベルプログラムに加えて、更に上を目指す方々へのプログラムが充実します。+
http://www.beach-hayama.com/news/news.cgi?mode=detail&act=past&no=605
info② + オリジナルウェットスーツ「coat」発売開始!! +
BEACHではオリジナルのウェットスーツの取り扱いを始めました。
テーマは、”Grab your coat and paddle away.” (コートを持って海に出よう)
クラッシクなデザインに最新の機能性を加味したBEACHオリジナルウェットスーツです。
http://www.coat-wetsuits.com/COAT/HOME.html



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