社会に貢献できるクラブ
ー現在、会員はどのくらいいるのでしょうー
出入りはありますが、だいたい500名ぐらい。
週末は都内の方もよく来ますよ。
最近エシカルというプログラムをひとつ追加したんですけど、道徳的とか利他的という意味です。自分の為に鍛えた心身が他の誰かのために使える。ボランティアができる。救命救急の技術を身につけて、人名救助したり、そういうプログラムです。
これは、僕の中で永遠のテーマでもあります。ものすごい自由なアウトドアで、健康にもよくて、かつクラブに来て、社会的というか人の役に立つ活動をすること。それが出来れば素晴らしいクラブ、素晴らしい社会になっていくんじゃないかなあと思えます。そしてここで得た感覚が、それぞれの職場や家庭で広まっていくというのが、すごくいいのかなと。
僕がもしここに住んでたら会員になってますね(笑)
-一般の団体よりも、この雰囲気が その社会活動を推進しやすい状況にあるのでは–
欧州なんか、そうじゃないですか。現役を引退したけど、OBになって子供の教育を手伝うとかありますよね。トップ選手がいて、皆、同じエンブレムつけてっていう。ああいう生涯クラブをつくっていけたらと思っています。
圧倒的な自然から得られるものって、社会を生きるための勇気になる。それは体脂肪を落とすよりも、もっと貴重なもので。それこそ、仕事が充実する。人間関係が充実する、毎日が楽しくなってくる、
そういうクラブをつくりたかった。
“BEACH” IS LIFESTYLE