Hiroshi_Sakuma

「気にいった人にしか物件貸さないよ!?」
ー不動産屋としての日常ー

-「気に入った人間にしか物件貸さないという話をちらほら耳にしていますが…-

いや、そんな悪人じゃないけど、生意気いうやつは嫌だね(笑)
単に、家大事にしてくれるか、ご近所とうまくやっていけるか?
話してりゃ、直感でわかるからね。俺が俺が、、みたいな、とがった人は、よく問題起こすんだよね。
でも、葉山大事にしてくれる人なら、俺は大歓迎だよ。ここに住むためのルールがあるから、そこだけだよ。

-客層の変化はあります?-

最近は、なかなか決断できない人が多いですね。細かくなってる。昔はね、いいよっって、すぐ決めてたよ。個性的だったな…。政治も会社の社長も。
だんだん、人間が細かくなってきてるような気がするな。時代も窮屈になってきてるし、
がんじがらめ。弾圧 ? の時代。俺は、60~80年代の「ボーイズライフ」で、やりたい放題やってきたから息詰まるヨ(笑)。昔はモラル守ってよろしくやってたよ。周りもおおらかに許容してたよね。 遊びなんだけどね。子供の。
全てはおとなになるための大事な儀式ですよ。

-海の近くに住みたいという若い層も増えていますね-

そうだね。歓迎するね。
だって、体動くうちに遊ばないと。海に向かって、死んでもいい!って経験しとかないとね。ひとつ気になってるのは家のつくりかただね。もっと自然と一体化した家がいいネ。
ひさしを長くして、日陰をつくって蒸し暑さを改善するとか、うまく風をつかって風が抜ける家とか、もうちょっと、この地形や自然環境にフィットさせる住宅をつくったほうがいいよ。近頃の家は、高機密高断熱の家が多いけど、風が抜けないとシックハウスになっちゃうヨ!!