Archive for 2012年4月24日

YOGA MUSIC [AIRCHTEX] インタビュー

2012/4/24



今回は4月に待望の1st Album[ Re tune ]をリリースしたばかりのAIRCHITEX。TYG代表chama氏とのコラボレーションをきっかけに想像された空気(AIR)建築(Architecture)の実験的(Experiment)作品だ。
今回は、そのメンバーの2名である清水博志さんと津山寿文さんにインタビューし、従来のYOGA音楽にはなかった都市で暮らし呼吸しているからこそ生まれたヨガミュージックをクリエイションした経緯や今後の活動について聞いてみました。


ーYOGA MUSICを始めた経緯を聞かせてください。ー


A: 津山
元々自分自身でYOGAをやったり、音楽を聞いてリラクゼーションを集中的にしたり、自分自身が音でRelaxするという環境をとても求めていたというのがあります。
YOGAをやっていく中で知り合ったTYG代表のchamaさんとは、数年前からいつか一緒に何か出来れば良いねという話だけはしてたのですが、2011年に東京ミッドタウンで大きなYOGAのチャリティイベントがあるので一緒にやりませんか?とお声掛け頂いてたのが、きっかけです。
その時に僕から声をかけたのが、ここ数年、一緒に音楽を演奏する機会が多かった、清水博志さん。
その時はまだ、UNIT名もなかったのですが、そこが一番始まりかなと思います。
実際にやってみて、想像以上に、はまったというか、実際にYOGAをなさっている方々は多分そんなに音楽について造詣が深い訳ではない方が多数だと思うのですが、いわゆるAmbientという言葉をしらなくても、「YOGA」というキーワードを当てはめるだけで、とても可能性が広がるなと感じました。
元々リラクゼーションの為の音楽としての「Ambient music」は、昔から存在していましたが、一般的に認知されているとは、まだまだ言い難いです。ただ、実際に演奏してみて、YOGAをしている方々がそういった音や環境を求めているのは強く感じたので、あえて「YOGA music」として、今回のアルバムを作ろうと思ったというのが、大きな経緯になります。


A: 清水
自分は単純にyoga music といってしまうのにはチョット抵抗があるんですね。
実は、ヨガに音楽が必要なのか?とどこかでずっと思っていますw。
環境によってその場所にしかない特有の音があると思うんです。
そういうものを自分は愛おしいと思うしそれが一番大事だとも思うんです。ポーズをとるために集中したり体を意識する、心を、耳を澄ます、という行為が結果的に気持ちよさを生み出すわけですが、その過程になにか意図的な要素は
なるべくない方がいいんじゃないか、というのが基本的考えです。
各自がアサナをする時それぞれが集中できたりリラックスできる空間なりがあればいいんですが人それぞれ好みの違いも気分もあるので、万人に気持ち良さとはこうあるべきだとは言えないと思うんです。
だからもし音楽が必要だと感じたらそれぞれが良いと思うもの選べばいいと思うんです。
それがテックハウスだろうがデスメタルだろうが演歌でもいいと思うんです。
ただ大勢が集まってヨガをやる時(例えばパークヨガなどのイベントなどでは)広い会場で散漫になりがちな感覚を、
大きく包む全体の空気感とか、一体感を作り「場」を調整する、というようなことにおいて「音」はとても効果的だというのは経験してみて確かな実感としてあったので。その事自体に興味を持ったというのがあります。
だからまず個人的に“気持ちのいい音”とは何か?ということをじっくり考えてみたかったというのも動機としてありました。やはり昨年何度かチャマさんとコラボレーションした時の体験は大きくて、その感触を作品化できないかというところでは津山君とは経験を通して具体的にヴィジョンが共有できている実感があったので、あらためて「ヨガミュージック」を作ろう、というよりはセッションの体験を通じて得たイメージを落とし込むという流れは自然で、音楽からヨガへの一つのアプローチとして、実験をしてみよう、という感じで始まりました。ちょうどそのころ 周波数が体に与える影響とかDNAを修復する444HZ、とかに興味があったし、airchtexというユニット名もCD制作中に空気 建築 実験という言葉を組み合わせて作りました。



ー従来のYOGA 音楽と異なる点、こだわっている点は?ー

A:津山
従来のものとの比較はあまりしていませんが、chamaさんと話している中で意識したのは、我々が東京という都市に住んでいるという事。
東京からYOGAというToolを発信しているという事は意識しました。
音楽はもちろんなのですが、文章であったり、絵であったり。それこそ、性格であったり言動であったり。
暮らしている土地のリズムによって、全てが変わってくると思っています。
僕も清水さんも同じ東京で暮らしていますし、chamaさん自体も TOKYO YOGA.com という名称を使っています。
うまくは言えないのですが、東京らしさというのが、どこかで出ているのではないかなと思います。


A:清水
ヨガミュージックをそれほど聴いたことがないんです。
少なくとも今まで聴いた何十枚かのヨガ音楽?CDの中に気に入ったものはなかったです。
従来のYOGA音楽として一括りにして比較することはできませんが我々の“ヨガミュージック”は ”それほど” ヨガを意識してないということですかね。一寸矛盾した感じですが..。
ヨガミュージックを意識しすぎて結果的に表現の自由度とか強度がなくならないようにということも考えました。
誘導するよりは環境に混じり合う音を意識しています。
都会の中の音が混じり合ったときにも全体が聴こえた時にサウンディングする音像を目指しているので津山君が言うように東京で作ったという色合いは十分に反映していると思います。
ヨガマット持って行ってスタジオ行ってというのだけがヨガではないように、日常の中にすべては含まれてあると思うんです。実際に自分もヨガをやるといつもやってよかったなと感じるし、その体感から得た知恵は日常のいろんな場面で役に立ちます。そんな風に仕事中や生活空間の中にも存在できる音がいいなと思って作っています。
だから僕たちがヨガからインスパイアーされてヨガをしている人に向けて音を作るということは、
日常を生きるすべての人に向けた表現であると言えます。
そういう意味では特定の人(ヨギーニ)に向けたヨガミュージックというカテゴリーは特に意識していませんでした。
あとはヨガの知恵に対する感謝とかオマージュ的な作品でもあると思います。


ー実際のYOGA ライブセッション時に感じることは?ー


A:清水
リアクションという意味ではロックやダンスミュージックなどとは違ってダイレクトに視覚では捉えられないですからねw。繊細なやり取りですね。アトモスフィアーとのコントロールというか、こちらが主観的に表現するというのではなく逆にインストラクターやヨガをする人たちの呼吸やテンポ、全体的な空気感とかから音を選んだり置く場所を教えてもらっているような感覚さえありますね。
山や海や気持ち居場所で聴いている自然音って完璧じゃないですか。
でもそれってヒットソングみたいに音だけ思い出したりしないですよね。空間と一体化して記憶されてると思うんですよ。そういうものでいいと思っているんです、限りなくそれに近いもので。でも必ずどこかに残っている、細胞の中に。
鳥の声を聞くとほとんどの人が安らぎを覚えるというのは太古から人類がずっと聴いてきた音だから遺伝子に組み込まれているからだと云うんです。本当の鳥の声にはかなわないけれども。五感を通して奥の方に届けるというかそんなイメージで演奏しています。
結果「音楽演奏してたんですね」位のことを言われて嬉しいというw


A:津山
実際にYOGAライブセッションを初めて行う前に、入念に打ち合わせを行いました。
単なるBGMではなくて、YOGAと音が共存できる「場」を作りたかったので。
chamaさんが、CDのレビューで「音楽でお客さんをもっていかない事を徹底していた」と書いてくれましたが、まさにそれが、やりたかった事。ライブハウス等で行われる音楽は、とにかく音でお客さんをどんどん引っ張って行かないといけない。ただ、間違ってしまうと一方通行になってしまいがちです。
僕達のライブセッションでは、とにかくYOGAをしているお客さんの空気を見ながら即興で合わせていきます。
基本は全て「YOGA」の中で多少音でアジャストしてあげるというか、少し気が紛れそうになるのを戻してあげたり、フォーカスを合わせやすくなったりという事が目的でした。実際にやってみて、何人かの方々が、「とても気持ちよかった」「いつもより集中しやすかった」などの意見をもらう事が多かったので、試みとしては間違っていなかったんだなと、今は感じています。


ー今後の展開は?ー


A:清水
空間、音環境も含めて。感覚を開くことと繋がっていることの認知を追求していきたいです。
ヨガのみ、音楽のみ、でおこなうよりも連携することでいろんな環境にアクセスできると思うので、とにかくいろいろなシチュエーションで体験してみたいと思っています。


A:津山
今後の展開として、昨年度から引き続き、GWに東京ミッドタウンで行われる4月29日のYOGA AID。5月5日に行われるParkYOGAで、AIRCHITEXとして出演します。

http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/feature2012/5th/park_yoga.html

「YOGA music」という言葉は、そこまで意識していませんが、YOGAをやっている方は、ほとんどの方が「リラクゼーション」というものを、強く求めている方が多いのではないか?と思います。
YOGAはもちろんですが、音を聞くだけでもRelaxできるし、YOGAをしながら、音を聞いても良いと思う。
我々はYOGAインストラクターではないですし、1ミュージシャンなので、YOGAと音が同居する場所の中で、結果的に、皆さんが、音が心身に与える影響を感じ取ってほしいなと常日頃思っています。
結果的にアルバムのタイトルにもなっていますが、音を聞いてくれた方が「Retune」→再調律できるような場を音によって作ることができたらと思っています。


ーAIRCHITEXのお二人、ありがとうございましたー




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[AIRCHTEX information]


① 1st Album[ Re tune ] 発売中!
〔都市環境における自然との共存〕と〔機構、心体の再調律〕をテーマに製作された、東京発43分のアースアンビエントミュージック。ちなみに筆者もCDのライナーノートに一筆書かせていただいております。
下記より視聴、購入可能です。是非!
http://nu-life.jp/?p=2552





② 出演イベント情報
毎年GW期間内に開催され、毎朝数百名で賑わう東京ミッドタウンの春の恒例イベント Park YOGAに今年も出演します。 詳細は以下です。
▷4月29日 「YOGA AID」 ▷5月5日  「Park YOGA」 
[詳細]http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/feature2012/5th/park_yoga.html




GW5/5(土・祝)山田周生さんのスライド&トークを開催します

2012/4/20


この度は、BEACHのご好意と協力をもとに、GW中の5/5(土)に、下記のイベントをコーディネイトするに至りました。詳細は、以下のTOPICSページをご参照ください。
http://nu-life.jp/?page_id=1075


Nu;でも何度かご紹介している山田周生さんとは、数年来のおつきあいとなるのですが、忘れもできない出来事で繋がっております。
2010年秋からBS JAPANで3月24日に放映される山田周生さんの世界一周の番組を制作中でした。その最終仕上げの頃、あの震災が起こりました。僕の実家が陸前高田であったものですから、すぐにでも駆けつけたいし番組の最終プレビュー用の確認もとらなくてはいけないし、、しかし状況は、被災エリアに入れるかどうかも不明、燃料は確保できない、電話もつながらない、、と毎日あらゆる方法で情報集めをしていました。
そんな4日後の3月15日skypeでようやく周生さんと連絡が取れました。(両親、友人とはその時点で不通)。なんと、救援車両が千葉から2日後で出るという情報。その車は化石燃料ではなく、てんぷら油で走る車2台。2つ返事した私は、思いつくだけの支援物資とカメラをもって、ガタガタの東北自動車道を北上し岩手に到着。数日沿岸部で救援活動を手伝うことができましたし、帰京後、番組も震災の映像を含みながら無事オンエアーできたのです。。このことについては、長くなるので、続きは機会を見てお話します。


というわけで、
皆様GWの頃お忙しいと思いますが、山田さんは常にどこかを飛び回っており、特に今は岩手にずっと居られるので、なかなか出会う機会も難しいので、今回は話を聞けるよい機会かと思います。ご関心がありましたら是非足を運んで頂ければと思います。


又、以前にご紹介した記事「バイオディーゼルアドベンチャー 山田周生」については、コチラより参照できます。


5/5(土・祝)てんぷら油で地球一周 山田周生さん スライド&トーク

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地球に負担をかけないライフスタイルを実現するために
自然エネルギーへシフトする一つのヒント


もらった油 約60,000ℓ 提供者 約3000名 全走行距離 約48,000km

てんぷら油で地球一周 バイオディーゼルアドベンチャー

山田周生さん スライド&トーク


-世界の美しいランドスケープ、自然エネルギー事情、身近なバイオマス燃料の話、被災地での決意と救援活動-


2008年、世界中の人々からもらい受けた天ぷら油を精製しながら地球一周してしまった山田周生さん。約1年かけたバイオディーゼルアドベンチャーは、走行距離約48000km 、もらい受けた廃油は約6000リットル、提供者約3000名!
世界から帰国後、日本一周しながら各地で自然エネルギー活用についてのリサーチを続けていた途中、岩手県花巻市で震災で遭遇。燃料や食料が手に入らない現地で迅速な救援活動を展開。1年以上が経過した今も、現地に滞在し継続的に被災地支援活動を続けている。山田さんは、災害時において最も大事だったコトやモノを否応なく実感し、長年続けてきた自然エネルギー活用の重要性を改めて実感している。
今回は、フォトグラファーならではの世界一周時の記録写真や被災地での活動写真を通じ、バイオ燃料をめぐる国内外の様々なエピソードや取組みを紹介しながら、自然エネルギー活用の楽しさと必要性についてトークをします。この貴重な機会をきっかけに、これからの時代に必要なシンプルで心地いいライフスタイルについて、山田さんと自由に楽しくトークしてみましょう。




■会場  
BEACH@葉山STUDIO 〒240-0111 三浦郡葉山町下山口1488 TEL. 046-854-1111
■参加費  
¥1000 (会員/一般共 ) ※BEACH会員は5/5イベントセット割引有
■情報掲載HP
○HAYAMA OUTDOOR FITNESSCLUB BEACH 
http://www.beach-hayama.com/blog/information/2012/04/post_96.html







Shunro_Yoshida

2012/4/19

特集 「つなぐ人」ver.002

自然エネルギーシフト

吉田俊郎 トランジションタウン 代表



「地域のより強い繋がりと日々の循環型社会への取り組みが産業経済中心の社会を変革していく」吉田さんは、いまや全国に広がるトランジション運動の起点となる人物。2009年にトランジション・タウンを立ち上げNPO法人化。現在は、拠点を熊本南阿蘇と葉山に置き、自ら自然エネルギーによるオフグリッドな生活の実践。そして、全国をイベントやレクチャーで巡りネットワークを形成しながら、持続可能な社会へ気持ちよくシフトしていくためのノウハウをワークショップ等より人々に伝えている。


それぞれの想い、夢、ノウハウがトランジション経由よってつながっていった



ートランジションジャパンが生まれた経緯について聞かせてください。

2008年5月、4人でまずトランジション・ジャパンを始めました。
1人がパーマカルチャーの同期生の榎本英剛は、フィンドホーンのエコビレッジ(注1)に住んでいて、「面白い企画があるから来ない?」って誘ってきて、それが、ポジティブエネルギーカンファレンスという、いろいろな環境系の人が集まりワークショップやレクチャーをやる機会でした。その中に、トランジションタウンがあって、日本から1週間3名で参加しました。ロブホプキンスさん(注2)なんかも、そこで講演をしていました。それが終わりロンドンで1週間の研修を受け、4名で帰ってきて始めたのがきっかけです。葉山、神奈川県藤野、東京都小金井で、拠点は別であったとしても、「とにかく実践しよう!」と始めました。

イギリスのトランジションタウンの考え方や資料を日本で伝えるべく、資料の翻訳をしたりHPをつくったりする一方、葉山では知人友人に説明会をしたり、毎週毎週誰かのうちでご飯食べながら話したり、、。その年はずっとそんな地道な活動をしていました。結果メンバーは10名に増えました。ここで何がしたいか、お互いのやりたいことを深め合う期間でしたね。
翌年1月、そろそろ具体的に何かやったほうがいいよねということで、一色会館で説明会とディスカッションの場を設けました。120名ぐらいの友人知人に声掛けしたら、なんと70名ぐらいが集まった。
どうやったら葉山が環境に優しい持続可能な街になっていけるか?ということがテーマでした。葉山で長い期間環境の活動してきた人だったり実践している人が多かったせいか、参加者からどんどん手が挙がった。景観、山、海、川、様々なフィールドで、それぞれが、すでに活動していた。大先輩の杉浦さん(注3)とか安藤さん(注4)なんかも意外に共感してくれた。だから、こちらのスタンスも新参者が新しく何かを始めようではなく、今あるひとりひとりの動きをつなげようというもの。会は、盛り上がり3〜4時間にも及びました。みんな、そういう場を探していたことが分かった。地産地消など数グループが、その場で立ち上がったり、ML要請があったり、あんなに盛り上がったのは正直体験したことがなかったですね。
鎌倉の「かまわ」という環境NPOの人たちもそこに参加していたのですが、トランジションに参加したいといってきてトランジション鎌倉も生まれました。


ー 割ととんとん拍子に進んでいったわけですね。

そうですね。それぞれの地域のトランジションが、イベントを重ねていくうちに地域同士のつながりや相乗効果が生まれました。趣向の違いも当然あって面白いですよ。
地域通貨「なみなみ」は逗子、葉山、鎌倉共通で使えます。
鎌倉のゲストハウス「亀時間」も、そんな トランジションの交流の中で、2010年に生まれました。葉山環境デザイン集団(古い家を守って景観を保つ活動等)代表の高田明子さん(注5)が、この地域のあらゆる物件をもったオーナーさんたちに直接連絡をしてかけあってくれて、材木座のオーナーさんと3〜4ヶ月交渉して生まれました。本当素敵な空間なんですよ。
楽しくやっている間に自然に(活動の主旨が)伝わってしまうという自然な方法でトランジションのコンセプトを伝えることができました。
葉山は楽しいところ。でも、それぞれが楽しんでいてつながり感が希薄だった。それが、じょじょにエネルギーが見える形でつながっていくのを肌で感じました。
 面白いのは、逗子鎌倉葉山の動きがつながっていったこと。2010年に「ミツバチの羽音と地球の回転」(注6)の上映会をリレー上映会したり連携してやったり、北川湿地の保護運動(注7)も、三浦半島エリアで共同で動いた。先日は、なんといってもトランジションの良き理解者であった山梨さん(注8)が葉山町長に当選したのは大きい。住民の共通認識が目に見える形で顕在化したのだと思います。鎌倉のイマジンなんかも素晴らしい活動ですね。
続けて行くと必ず、そのエネルギーって伝わりますよね。

ートランジション藤野も盛り上がってますよね

NPOの初代代表でもありトランジション自体を牽引してきた榎本さんは、トランジション藤野のいいだしっぺでもあります。藤野にはシュタイナー学校があるので、それを目的に移住された方が多い。その影響は大きく、そこの学校の生徒の父兄の方々の意識が高い。
葉山は濃すぎて(笑)、それぞれが勝手に動く性質があるのですが、藤野はもう少し真面目で男性の関わる人数が多く比較的着実ですよね。
トランジションって、地域同士で同じようにできないんですよ。その地域の特性があって真似しようと思ってもできないし、それぞれに合った方法でしかできないんですよね。
例えば、小金井なんかは、もともとベッドタウンで全般的に市民の地元への関心は薄い。だから、地域の掲示板等に情報貼り出して毎回10名程度の参加者を集め、だんだん増やしていって、、。ただ、元々環境団体が多い場所でもあったので、そことつながっていって輪が広がっていきました。例えばキエーロ(注9)が、小金井に普及して葉山からトキツさん(注10)が講習にいったりしてたら、小金井市としてキエーロに取り組む動きになっていたり。

Photo by Shunro Yoshida



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(注1):フィンドホーンとはスコットランドの北の端にあるスピリチュアルなコミュニティ。
1962年アイリーン&ピーター・キャディ夫妻と3人の子どもたち、そして友人の
ドロシー・マクリーンとが勤めていたホテルをクビになったため、フィンドホーン湾
に面した荒地にトレーラーハウスを置いて住み始めたのが最初。
生活のためにその荒地を開墾し野菜を作り始めたところ、そんな砂地では出来る
はずのない立派な野菜が採れ、中には巨大なキャベツやカボチャが採れたことから評判になり、地質学者などが調べに来る。
調査の結果肥料が良質とだけでは説明がつかず、そこには明らかに目に見えない愛のエネルギーが介在しているとしか思えないという報告が発表される。
そしてそのエネルギーに触れたいと世界中から人々が集まるようになり、今では
年間15,000人以上の人が訪れ、常時400人くらいが住み、国連からもNGO
として認証される共同体となった。
最初はスピリチャルなムーブメントとして一躍脚光を浴び、持続可能なコミュニティーとしてエコビレッジとして有名になり,現在は持続可能な取り組みの研修の場としての教育の機能が加わっています。

(注2):トランジションタウンの初代提唱者。地球温暖化と石油ピーク問題に立ち向かえる持続可能で豊かな社会(地域)づくりを構想した。彼の構想にインスパイヤされ、世界各国にトランジション運動が起こった。

(注3):故杉浦敬彦さん 建築家で初代葉山環境デザイン集団の代表

(注4):故安藤忠雄さん ゼロ・ウェイスト政策を葉山町で提唱した第一人者。

(注5):NPO法人葉山環境文化デザイン集団代表。葉山に住む人々の知恵や知識を景観と一緒に、まちの財産として次世代に伝えていく「まちづくり」を目指す。

(注6):鎌仲ひとみ監督による環境映画。本作は、山口県上関原発の問題と向き合う祝島の人々と、スウェーデンでの、地域自立型のエネルギーを創り出し持続可能な社会を模索する人々の取り組みを 追ったドキュメンタリー。原発重視かつ電力独占体制の日本のエネルギー政策は、果たしてこのままでいいのか。決して他人事ではないエネルギー問題を、真摯に考えるきっかけを 提供した作品。

(注7):三浦半島の三浦市初声町三戸地区にある神奈川
県内最大規模の低地性湿地の宅地用開発に対する反対運動。多種多様な生き物が生息するなど、豊かな生態系を誇る当湿地が与え北川湿地を保全することの大切さを訴え、残土埋め立
てと宅地開発の中止を求めた。

(注8):山梨たかひと現葉山町長。2011年12月若干33歳で当選を果たす。行政改革を力点を置き奔走する他、葉山の魅力を豊かな自然であるとしその保護と有効活用に力を入れている。

(注9):バクテリアDEキエーロ。本来土の中の微生物が持っている分解力を活かした「埋めるだけ」の生ゴミ処理機。葉山町が町民の導入に対し補助金を出すなど普及に努めている。

AIRCHITEX 1stALBUM ”Retune” CD

Retune

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

AIRCHITEXとTYG代表chama氏とのコラボレーションをきっかけに想像された空気(AIR)建築(Architecture)の実験的(Experiment)作品。

〔都市環境における自然との共存〕と〔機構、心体の再調律〕をテーマに製作された、東京発43分のアースアンビエントミュージックが、ついに発売されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最 高 の 音 楽 は 静 寂

TRACK INFO

1.foundation
2.remembrance
3.blue sphere
4.introspection
_43:00
※CDのみボーナス・トラック
silence & bell (bounus track)_17:00
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この音楽にはYOGAを通じて得た体験や出会いからインスパイアされた数々のエッセンスが
盛り込まれています。この音楽がYOGAミュージックとしてだけでなく
どのよなロケーションにもアクセスしてその空間と時間に寄り添えることが私たちの願いです。
そして
我々は最高の音楽であると思う「真の静寂」を常に尊重します。
(AIRCHITEX)
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こんなにもビジュアリスティックで体感的なYOGA MUSICは驚きだし、このお洒落な展開でYOGAできるなんて贅沢すぎる。
逆に、この音楽によってYOGAの’あり得ない’画期的なNEWポーズも誕生しそうでさえある。
もはやこれは、YOGA MUSICを超えたEARTH AMBIENT MUSICだ。
(Giga, Hideki OIKAWA  NU; 代表 / 元 SAL VANILLA ディレクター)
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今回のアルバムのリリースは、とくにヨガのインストラクターやボディーワーカーの方々にとっては、福音となるでしょう。
そしてこのアルバムが 普通の日常に普通に流れているような生活や世の中は、きっとリラックスした心地よい世界
だろうなぁと、夢みるのです。
(chama TYG代表/ヨカ゛インストラクター)
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これ程までの「ドアンビエント」!潔い!正に温泉に入って「ああぁぁぁ~うだぁぁぁ~」の至極の恍惚境地!
(サワサキヨシヒロ/DJ)

 

※この商品はCDのみのリリースとなっております。

※ご注文頂いてから、2~3日を目処に発送手続きを致します。